会社員に向かねんだなぁ。~降格のススメ~

中小企業の部長職を辞めて、楽しく生きる事にシフトしたカバ野のブログ。ざっくり言って会社行きたくない人向けの楽しいブログ

祝!100記事!改めて降格のススメ

100記事おめでとうございます!
ありがとうございます!

さて、せっかく節目の回ですから私の原点
「降格のススメ」をテーマに書きたいと思います

なぜ私が部長職を捨ててしまったのか
それは己の座右の銘にヒントがあります


私の座右の銘

「恐怖に支配されず生きる」


私の管理職時代、いや、物心ついたときから

恐怖に支配されて生きてきました

どんなにお腹がすいても早くお弁当を食べたら叱られる

ノートに落書きしていたり宿題を忘れると叩かれる

かけっこが遅かったり逆上がりができないと笑われる

遅刻すると立たされる

告白しフラれると傷つく

理不尽な仕事を押し付けられる

疑われる

孤立する

裏切られる

会社から梯子を外される

貧乏になるかもしれない

病気になるかもしれない



明日死ぬかもしれない



人生でありとあらゆる恐怖から急き立てられて
生きてきました

それが当たり前だと思っていました

私は毎日、部長という肩書きに鬱陶しさを感じていました
偉くなったら自由になれるものだと思っていましたが現実は真逆で
あまり好きではない飲み会や人付き合い
熱く燃えるもののない日常
会社のルール、枠組みのなか恐怖にがんじがらめになって
人生のロウソクがどんどん燃え尽きていく焦りを感じ始めていました


時を同じくして大変仲の良い友人が、胃ガンにかかりその姿を、精神状態を目にして

「オレもいつかこうなるのか、何もないまま、燃えるもののないまま、それは明日かもしれない、明後日かもしれない。」


ここから私はもがき始めました

でも、どうしていいかわからずとにかく本を読む日々が続き

ある日フラりと立ち寄った古本屋で一冊の本が目にとまります

それが有名な「チーズはどこへ消えた」です


作中で、空腹に追い詰められた小人は言います

「もし、恐怖がなかったら僕はどうするだろうか?」

そうして彼は笑いながら未知の迷宮に飛び込んで行くのです


ガーンと来ました

全身に電流が走りました

恐怖がなかったら私はどう生きるだろうか?

考えもしなかった


タブーでもあるかのように
そんな考えを自らか、社会に洗脳されたのか封印し続けていたことに気づきました

そう


恐怖がなかったら私は自由に生きられるんだ!


何が怖い?


逆上がりができなくて死んだか?

遅刻して立たされて死んだかよ?

今の会社に入る前、無職だった期間で餓死したのかよ?

頭の中でひとつの考えが構築されていきました


結局


失敗も後悔も恥もたくさん、それこそ星の数ほどあったけど

こうして生きてるんだよな


ってことは、これから自分の気持ちにしたがって
自由に生きたって

死にゃあしないんじゃないか

なーんだ

笑いが込み上げてきました


現時点で身バレしてしまうとマズいので詳しく書けなくて申し訳ないのだけれど


本当に望んでいた生き方に向けて私は進み出しました

自分の時間を産み出し、脳をフルに使いたいので
降格したワケです

人は色々考えて、いろんなしがらみに縛られて
それでも歯を食いしばって生きています
でも耐えるばかりが人生でしょうか?
確かに恐怖はなくなりません、ですが恐怖に囚われない考え方を手に入れればずっと楽に生きられると思いませんか?

人生は死ぬまでの思い出作り


だから私は恐怖に支配されず生きていきます

以上ツラツラと書かせてイタダキマシタ

読んでくれた方に素敵な思い出が産まれますように