日本昔話「エロと罰」
むかし昔の事じゃった
あるところに人肌恋しい、なんてんふうたという男がおったそうな
「あー、今日も寒いっぺ。めんこいオナゴに温めてもらいてえもんだなや」
男は性欲をもて余しておった
そこへ、隣村の権兵衛が現れた
「おーい、なんてんどーん」
「おーうどうしただ?」
「これ見てくれろ」
権兵衛の携帯電話の画面を見て、なんてんどんは驚いた
「なんてこった、オラたまげただ!こったらベッピンさんのエッチな画像何処で手にいれただ?」
権兵衛は自慢げに
「毎日毎日、神様仏様にお願いして必死に探しただ」
と言った
「そのページオラにも教えてけろ!」
「ダメだ!この女っ子はオラの脳内嫁認定しただ、いくらなんてんどんの頼みでも脳内嫁を譲るわけにはいかねだ!」
それからというもの、なんてんどんは
くる日もくる日もインターネットを探し始めました
「お!ハメるの扉?こりゃまたシャレた名前のサイトだっぺ!」
なんてんどんは期待に胸を膨らませページを開きました
(お客様の登録が完了しました。)
「ファッ!!?!まだページ開いただけだっぺ?」
(今月の利用料金は15万8千円となります。)
「あわわわわ!なんたらこった!そったら金払えねえだ!」
なんてんどんは悩みに悩んだ挙げ句に警察署まで相談に行きました
「どうなすった?」
60は過ぎたじい様の警察官がたずねます
「実は・・・インターネット見てたら間違って変なページを開いてしまっただ(大嘘)それで15万払えと書いてあるもんで、たまげてここさ来ただ。なんとかしてけろ!」
「スケベエなサイトかや?」
耳が遠いのか、じい様は必要以上に大きな声で聞いてきます
「そ、そうだっぺ」
なんてんどんは今にも消え入りそうになりながら答えます
「ちょっと調書かくからのう、なんてサイトだ?」
回りには男の警官、女の警官、一般人もいます
なんてんどんは恥ずかしくてますます小さな声で答えます
「ハ、ハメるのと、扉」
「なに???」
「ハメるの・・・と、扉」
「はねるのなに???」
こうして、スケベ心から悪さして皆の前で散々恥をかいたなんてんどんは
15万8千円を払う事なくすんだそうな
めでたしめでたし
以上、昔話風に脚色したがほぼ事実のお話である
皆さんも安全なサイトで身ようね!