同性愛青年に告白された話
十九、二十歳頃の私は
とある大きな携帯掲示板で
顔出しして、馬鹿な投稿ばかりして暴れまわり
不細工四天王の一角として異彩を放っていた(実話)
ある日、わりと近い地域に住む者と口論になり
「アンタのハッタリを暴いてやるよ」
と、最寄りの駅を指定され会うことになりました
当時の私は自称右翼や自称前科者とレスバトルしまくっていたので
「かかってこいや」の勢いで承諾しました
当日、指定された駅でまっていると
いかにもオタク青年
という出で立ちの年下の青年が来たのです
(進撃の巨人のアルミンをさらに痩せさせた感じ)
その日は殴りあいなどには当然ならず
掲示板の在り方について熱く、時に楽しく議論をかわし
後日改めて。という話になりメアドを交換し別れました。
その日の夜
「○○君って思ったより男らしい人なんだね」
とメールが来ました
「おう、そうかい?いや、直接会うのはさすがに怖かったけどな」
「実は僕、前から○○君の投稿とか好きだったから会って見たかったんだ」
「ふぅん、そりゃあどうも不細工四天王に恥じないご尊顔を楽しんだか?」
「彼女いる?」
「何で?」
「僕と付き合ってよ」
「ファッ?!!???」
「ダメ?」
「ダメです、というか男性ですよね?(中性的ではあったが)」
「えーっ、じゃあ弟にしてよお願い」
「お、おう(???)」
ま さ か の 弟 爆 誕 !
その後一年ほど遊んだりしていたが
弟に彼氏ができて自然消滅したのでした
いっ
一線は越えてないからな!